津田珠子さん個展行ってきました!
私が津田さんを知ったのはテレビ通販QVC。
デザインがとっても洗練されていて、また使っている宝石も色がそれはそれは美しい。
買えずに残念と思ったのはアメシストのピアスで、デザインモチーフはパーティーバッグ。
何と言っても名前を気になりました、私の珠代と同じ「珠」子さんですから。私にはない知的とお若いのですあ知的な雰囲気と繊細さと....憧れる方・津田珠子さんなのです。
今回個展にお邪魔したのは2回目。
遅い時間になったので(だから写真が暗いのです)ちょうどお客様も少なくて作品のお話もいろいろお聞きできました。
諸事情あり、写メできないのが本当に残念ですが、津田さんのインスピレーションを受けたモチーフ(これが普通の方にはない視点かも)をスケッチする。職人さんに発注するときにはジュエリーを仕立てるためのデザイン画を書かれるそうですが、イメージを正確に伝えるためにそのスケッチも一緒に見せて相談されているようです。
それが形になって、地金がまるで本物の布のようなドレープやフリルが本当にできていたり。
またそれがとあるモチーフの一部分になってまさにそのもの!なんですがとってもエレガントなのです。多少作りを知っている私としてはこれができる職人さんはなかなかいないでしょうというと、今回も作りに関しては問題不出!オーダーも数点のみOKとのこと。
以前ボルボックスシリーズが新作で発表される時にお邪魔した時も、リングの細工が同じようなお話のものがありました。
今回の新作は深海の生物たち。
ジャポニズム・浜千鳥。
わかります?宝石の形が千鳥なんです!かわいい〜。すぐ上のリングは3本の指にかかるもの、石を留めている爪が、千鳥の口ばしと足になってるんです。
発表時にすでに売れてしまっているのですが、石の色を変えたものがありました。お着物にもドレスにもとっても素敵です。同じコレクションで帯留めなどもあって。現代的ながらモチーフは古典、通な方のまさにオーダージュエリーです。
いろんなジュエリーデザイナーさんのタイプがあると思いますが、
私が勝手に拝見していると、アーティストと言えるジュエリーデザイナーさんだと思います。
落ち着いた雰囲気の方ですが、カラフルな色合いがお好きだったり。
ユニークな微笑ましいモチーフ表現もあったり。でも全て珠子さんワールドがしっかりあります。
商品は撮れないので、過去のカードで。
もちろん津田珠子さんのオフィシャルサイトではご覧いただけますよ。
ですが、是非実物の繊細で、こだわった色使いと作りを見ていただきたいと思います。
国内外のオーダー、マリッジリングやエンゲージももちろん受け付けられますし、メーカーからの依頼などもされています。
こういった個展を開くというのは、ジュエリーデザイナーさんにとってとてもハードルが高い。
てっきりご実家が宝飾関係と思いきや、お爺様が真珠を扱われていたとのことですが、ご両親は全く違うお仕事だそう。
お母様が個展をお手伝いされていましたが、何も知らないのでこうやって時々お手伝いするだけなんですとおっしゃっていました。
TAMAKO TSUDA Jewelry Art Exhibition
2016.9.29〜10.2 12:00〜17:30(最終日16:30)
世田谷区成城6-25-20-1カーサミア 小田急線成城学園前駅北口から徒歩8分。
閑静な住宅街でとても歩きやすい散歩向きのところ、今なら金木犀の香りが迎えてくれます。
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