ホテルオークラ東京「佳人礼讃」
挙式の後、覗いてきました!
B2Fアスコットホールで展示されています。
「佳人」とは、「美しい人、美しい女性」とし、西洋画、日本の、日本画の「佳人」が集められたもの。
毎年夏、チャリティーで開催されるこのアートイベント。
ホテルオークラ東京ならではの、大倉集古館の逸品とともにテーマに合わせて展示されます。
一昨年初めて覗き、初めて見る絵画も多くとても印象深かったのです。
竹内栖鳳の「蹴合」や、そうそう京都に竹内栖鳳の旧私邸が現在レストランになっているのもその画の話題から教えてもらいました。(「THE SODOH」一度行ってみたいですね)
私も詳しくはないのですが、上村松園や伊東深水の美人画は好きなので。
果たして今年は?
三章に分けての構成に、それぞれに西洋画、日本画、などなど・・・筆のタッチもまじかでみられて面白い!心がワクワクします。(会場風景がちらっとみられます)
展示数はそう多くないのですが素人が知っている、東郷青児、黒田清輝、藤田嗣治に、シャガールやマリーローランサン、などなど、見ごたえがっつりありました。雨月物語の数点も楽しい。色使いやバランス、そそります。
そして、百貨店やキリンビールのポスターもあったり。確かに女性を使ったポスターですね。
今ならイラストレーターやデザイナーの仕事ですが、当時はいろんなところで画家が描いた絵が使われていた。金色夜叉の看板用の絵もありました。この辺りはかなり身近な画ですが、今では味わえない雰囲気です。
なかなか良かったです。
ショップで手にしたのはこれ。
最近クリアファイルがありますよね。ポストカードになると今ひとつに感じるものも多くて。
左上のA4クリアファイルは鏑木清方の七夕。屏風絵で実際はジギザグとなっていて、角度によっても見え方が変わるのが面白い。
夏なので子供向けの日本画を描いてみようという冊子も詳しく描いてあったので面白いなと。右上・端は今回のコレクションとは関係ないのですが、小さな和柄のクリアファイルと、ミニ硯箱。
今回良いと思ったのが「佳人礼讃のパンフレット」
普通、展示会のパンフレットとなると分厚くて高い!持ち帰るのも悩みますし数千円してしまう。対して響かなかった作品が多いと買うの躊躇してしまます。
が、これはなんと300円!24ページほどですが、イベントの趣旨やポイントとなる作品は載っていますし、手にされたリストもしっかり載っている。
これは買いますね。買ってから見れば良かったと反省しました。
なぜ300円か、これは寄付金として扱われるので、レジではなくパンフレットの側に募金箱が置いてあります。なのでもちろん300円以上入れるのも可能です。
ホテルイベントなので、都内大手の美術館のように混まないのも嬉しい。
私の場合、混むだけ気持ちがのりません。涼しいですし、荷物もクロークで預かってくれますし、落ち着いた雰囲気は大切です。
第23回秘蔵の名品 アートコレクション展「佳人礼讃」〜8月24日(木)まで
昨日今日と過ごしやすい気温ですが、まだ夏は続きます。
涼みがてらに、ぜひご覧くださいね!
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